【子育て悩みあるある】おしゃぶり 使う?使わない?問題

パパママになるあなたへ
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1.「おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなる」は本当?

新米パパママたちが、おしゃぶりの使用をためらう一番の原因は、「おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなる」という説があるからじゃないかな?

私自身の子育て中に、たくさんおしゃぶりのお世話になった私も、正直なところ、最初はおしゃぶりを使うことをためらった。

やっぱり、将来の子どもたちの歯並びが心配だったから。

でも、私の子育ては、おしゃぶりに助けてもらわないと体力的にも精神的にも厳しい状態だったから、早々におしゃぶりデビューをしてしまった私たち。

それでも子どもたちの歯並びも心配だったから、自分でもいろいろ「おしゃぶりと歯並び」について調べてみたけど、どうやら、子どもの歯並びに一番影響するのは遺伝らしい。

やっぱり子どもって親に似るもので、顔やあごの形の骨格も、歯の大きさやもちろん歯並びも、親からの遺伝で親と似たような傾向になりやすい。

次に影響するのは、本人の姿勢や食生活、無意識の癖などの生活習慣。

歯並びに影響を与える確率は、「遺伝5:生活習慣5」という説もあれば、「遺伝6:生活習慣4」とか「遺伝8:生活習慣2」のように遺伝の影響が大きいという説もあれば、「遺伝3:生活習慣7」というように生活習慣の影響が大きいという説もどちらもあるみたい。

『じゃあ、どの説が正しいの?』と思うけど、生活習慣はそれぞれの家庭で異なるから、一概に「この確率が正しい」とは言えないんだと思う。

歯並びに悪影響を及ぼす恐れのある生活習慣を、または、歯並びに良い影響を与える可能性のある生活習慣を、どれくらいしているかは、それそれの家庭で異なるもんね。

だけど、間違いなく言えるのは、「歯並びの良し悪しは、遺伝の影響を受けやすい」ということ。

だから、おしゃぶりを使わなくても、パパママの歯並びが悪ければ、残念ながら子どもの歯並びも悪くなる可能性があるし、逆におしゃぶりを使いまくっても、パパママの歯並びが良ければ、子どもの歯並びも良い場合があるということ。

つまり、新米パパママを不安にさせる「おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなる」という説は間違いで、おしゃぶりを使うから歯並びが悪くなるわけではないということ。

 

それでも、おしゃぶりの使い方を誤れば全く悪影響が無いとも言い切れないので、おしゃぶりによる歯並びへの影響を最小限に抑えたければ、「乳歯が生えそろう2歳以降は長時間の使用を控える」とか、「2歳を過ぎたら出来るだけ早く卒業を目指す」とか、一般的に言われている正しいおしゃぶりの使い方で使用していくことは大事です。

 

 

2.おしゃぶりのススメ?

①.赤ちゃんのおまもりアイテム おしゃぶり

赤ちゃんって、何をやっても全然泣き止んでくれない ご機嫌ナナメ の時って必ずあるの。

お腹が空いているわけでもなく、オムツが濡れているわけでもなく、抱っこしてほしいわけでもなく、ただ単に機嫌が悪いのか、何をやっても泣き止んでくれない時が。

お腹もいっぱいになって眠いのに、なかなか寝付けなくてぐずっている時とか。

そんな時こそ、おしゃぶりの出番!

赤ちゃんは、おしゃぶりを口に入れてちゅぱちゅぱしてると、安心して落ち着くらしいの。

おしゃぶりじゃなくても、ママのおっぱいとか、自分の指とか、お気に入りのタオルとか、お口にいれてちゅぱちゅぱしてる赤ちゃんを見たことある人、多いんじゃないかな。

だから、ご機嫌ナナメの赤ちゃんには、その赤ちゃんのお気に入りのアイテムで安心させてあげるのが一番効果的なの。

まさにその子にとっての、おまもりアイテム。

赤ちゃんがご機嫌ナナメの時に、いつでも抱っこしてよしよししておっぱいをあげられたら、そりゃ一番良いんだけど、それがいつでも出来るとは限らないよね。

電車やバスの中とか公共の場で大泣きされた時には、『一刻も早く赤ちゃんを落ち着かせなくちゃ』ってパパママも焦るし、周りの人にも申し訳ない気持ちにもなるけど、『さすがにここではおっぱいはあげられない』っていうシチュエーションはたくさんある。

そんな時こそ、おまもりアイテムの出番!

大泣きしている赤ちゃんのお口に、おまもりアイテムをそっと入れてあげて、ちゅぱちゅぱさせてあげる。

そうすると、その大泣きの原因がただのご機嫌ナナメの場合は、多くの場合、赤ちゃんは落ち着きます。

まさに、赤ちゃんにとってのおまもりアイテム!

パパママにとっては、まさに神アイテム!!

ただ、大泣きの原因が何かの不快感や不安感であった場合には、それを取り除いてあげないと、さすがにおまもりアイテムでも限界はあるけどね。

 

 

②.赤ちゃんのおまもりアイテム 選び方

赤ちゃんのおまもりアイテムを選ぶ時の一番のポイントは、もちろん、赤ちゃんが気に入ることなんだけど、それ以外にも押さえておきたいポイントがあります。

ポイント① 全く同じ代用品があること

どんなものでもそうだけど、使っているうちに劣化してダメになってしまうもの。

でも、赤ちゃんって気に入ったものにはとても敏感で、そっくりでも違うものだとすぐにバレてしまうことが多いの。

バレた時の赤ちゃんの怒りは、凄まじい。

『これじゃない!』と言わんばかりに、そのニセモノをぶん投げます。🤣

お気に入りアイテムが、タオルとかの場合には、肌触りが同じものを見つけるのは難しいし、それを洗濯するのにも結構気を使います。

洗濯したことで、肌触りや匂いが変わってしまって、赤ちゃんに『これじゃない!』って思われてしまうこともあるから。

なので、おまもりアイテムを選ぶ時のポイントは、全く同じものが買い換えられる代用品が売っているということ。

オススメは、やっぱりおしゃぶり。

お店に行けば、全く同じものが売っているという安心感は最強です!

ダメになっても、失くしてしまっても、大丈夫!

私にとっては、おしゃぶりのストックも用意していたほどの神アイテムでした。😅

 

ポイント② 持ち歩けるサイズのもの

おまもりアイテムが一番活躍するのは、やっぱり外出先のはず。

おうちの中では、赤ちゃんが多少ご機嫌ナナメでも『そういう時もあるよね~』ってパパママも気持ちに余裕が持てるけど、外出先の公共の場では、パパママはとてもそんな気持ちにはなれないもの。

逃げ場のない電車やバスの中だったら、なおさら。

だから、そんな時でもすぐに取り出せて、赤ちゃんに渡せるサイズのものがベスト。

 

ポイント③ おまもりアイテムは1つじゃない(事が多い)

赤ちゃんって、自然と赤ちゃん自身が気に入ったものを見つけるもので、「これを触っていると落ち着く」っていう、お気に入りアイテムがいくつか決まってくるもの。

寝かしつけの時とか、お口はおしゃぶりでちゅぱちゅぱしてるけど、手はお気に入りのタオルを触っているとか、その子にとっての安心セットみたいなものが決まってくる。

ウチの子の場合は、私が着ていたパジャマに付いていた大きめのボタンがお気に入りだったな。

ミルクをあげる時、抱っこした赤ちゃんのちょうど手の届く位置にそのボタンがあって、それを触りながらいつもミルクを飲んでいたから。

だから、ウチの子にとっては、そのボタンの付いたパジャマとおしゃぶりが、寝かしつけには必須の安心セットだったの。

そのボタンのついたパジャマは、いつの間にか、その子のものになりました。🤣

でも、さすがにそのパジャマはお出かけの時には持ち歩けなくて、おうちでの寝かしつけ専用アイテムで、お出かけの時に持っていくおまもりアイテムは、おしゃぶりだけだったけど。

 

ポイント④ 指しゃぶりはオススメしません

赤ちゃんが自分の指をおしゃぶりに使うことがあるかもしれないけれど、同じちゅぱちゅぱするなら、私は断然おしゃぶりをオススメします!

理由は2つ。

1つ目の理由は単純で、大泣きしている赤ちゃんに、赤ちゃん自身の指をちゅぱちゅぱさせるのは難しいから。
大泣きの赤ちゃんは、全身に力を入れて全力で大泣きしてるので、赤ちゃんの手は、ぎゅっとグーの形に握られていることが多いの。
その手を開いて、お口に持っていってちゅぱちゅぱさせるなんて、我を忘れている赤ちゃん相手には至難の業です。😓
いざという時の、おまもりアイテムとしては期待できません。

2つ目の理由は、おしゃぶりを卒業させるのが大変だから。
成長するにつれて、いつかはおしゃぶりを卒業しなければならない時が必ず来ます。
その時に自身の指をおしゃぶりにしていると、不安な時とか寂しい時に、無意識に自分の指をちゅぱちゅぱしてしまって、なかなか卒業できません。
おしゃぶりのように『もうさよならしようね』と捨てることもできないので、本人が諦められません。
それを卒業させるのは、おしゃぶりよりも大変です。

だから、おまもりアイテムに選ぶなら、赤ちゃん自身の指より、断然おしゃぶりをオススメします!!

 

 

3.おしゃぶりは使ったほうがいい?使わないほうがいい?

おしゃぶりを使うか? 使わないか?

この「子育てあるある問題」について、私自身2人の子育てを通して、その間たくさんおしゃぶりのお世話になった私の結論としては『どっちでもいい』でした。

『答えになってない』と思うかもしれないけれど、使わなくても大丈夫なら使わなくてもいいし、使うことによってパパママの育児への負担やストレスが減るなら使うべきだと思うし。

『おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなる』と心配するパパママも多いよね。

私もそれはとても心配だったんだけど、ウチの2人の子どもたちは、とてもおしゃぶりを使わずにはいられないくらい元気よく大泣きする子だったので、やむなくおしゃぶりを使い始めた私。

でも、使い始めたらもう手放せないほどの神アイテムになってしまって、気が付けば3歳を過ぎるまで使わせていた私。

だけど、私の場合は、結局2人とも歯並びは悪くならなかったし『そんなに心配することなかったな』って今になって思います。

 

「おしゃぶりを使うか?使わないか?」問題は、結局は使っても使わなくてもどっちでもいいんです。

歯並びへの影響も、2歳を過ぎたら長時間使い過ぎないことに気を付けて、徐々に卒業していけば、おしゃぶりの使用による歯並びへの影響はほとんど無いようだし!

(おしゃぶりの使用不使用に関わらず、遺伝的要因などで、子どもの歯並びが悪くなることはあります。)

将来の歯並びを心配して、おしゃぶりを使うことをためらって、パパママの育児の負担やストレスが増えて、パパママが笑顔を失うくらいなら、迷わず使ったほうがいい。

だって、赤ちゃんは、パパママがニコニコ笑顔で笑いかけてくれることが一番うれしいんだから。

だから、おしゃぶりを使う使わないの判断基準は、ただ1つ。

赤ちゃんとパパママが、笑顔でいられることを最優先に選べばいいのです!

 

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