初めての赤ちゃんとの生活で、つい頑張りすぎちゃう あなたへ。
母乳育児が上手くいかなくて、悩んでいる あなたへ。
初めてのことばかりだから、「これで良いのかな?」って不安なことだらけだよね。
私もそうだったから、よく分かる。
でも、子供たちが成長した今では「そんなに心配しなくても大丈夫。」って思えることばかり。
大丈夫! 赤ちゃんが一番うれしいのは、あなたが笑顔でいてくれることなんだから。
1.完全母乳育児 と 完全ミルク育児 と 混合育児
初めての赤ちゃんとの生活で、まず最初に悩むのが「母乳か?ミルクか?」問題。
完全母乳育児(完母)か、完全ミルク育児(完ミ)か、母乳とミルクの混合育児か。
意外に思うかもしれないけど、これで悩むママは結構多い。
「出来れば母乳で育てたい」って多くのママは思うけど、いざ出産してみたら母乳の出る量が少なかったり、他にもいろいろな理由で母乳育児が続けられないことは意外とあるの。
だから「赤ちゃんが生まれたのに、ママになったのに、母乳があげられない」なんて自分を責める必要もないし、「母乳のほうが健康に育つのに」なんて心配しなくても大丈夫。
私も、初乳以外はほぼ完全ミルク育児だったけど、子供の成長速度も平均的で、元気に成長してくれたよ。
・完全母乳育児とは?
離乳食が始まるまでの生後6ヵ月くらいの期間を、母乳メインで育てる育児のこと。
略して “ 完母 ” と言われる。
① どんなに疲れていても眠くても、ママしか出来ない。
② 赤ちゃんがどのくらい飲んでいるか分からないため、母乳が足りているか分からない
③ ママの食事や薬に気を付ける必要がある。
・完全ミルク育児とは?
離乳食が始まるまでの生後6ヵ月くらいの期間を、ミルクで育てる育児のこと。
略して “ 完ミ ” と言われる。
・混合育児とは?
離乳食が始まるまでの生後6ヵ月くらいの期間を、母乳とミルクの混合で育てること。
2.混合育児も楽じゃない??
上記のように、完全母乳育児にも、完全ミルク育児にも、メリット・デメリットがあって、それなら『混合育児がベストじゃん』と思うでしょう?
でも、この混合育児も、そう簡単に上手くいくとは限らないの。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、それぞれに個性があって、好き嫌いがはっきりしていたり、おおらかだったり神経質だったり、泣き声が激しい子もいれば、おとなしい子もいたり。
本当に赤ちゃんごとに、それぞれ個性的なんだよね。
だから、『絶対におっぱいじゃなきゃヤダ!』っていう赤ちゃんもいれば、逆に『絶対に哺乳瓶じゃなきゃヤダ!』って赤ちゃんもいるほど。
それに、おっぱいと哺乳瓶とでは、触感も違し、飲みやすさも違うから、赤ちゃんだって好みが分かれるのは仕方がないし、生まれたばかりの赤ちゃんに『おっぱいも哺乳瓶もどっちもおいしいよ』なんて理解出来る訳がないもんね。
だから、赤ちゃんが『こっちのほうが好き』って思ってしまったら、違うほうを口に入れられて『これじゃない~!』って大泣きするのも当然だよね。
混合育児を続けるには、この大泣きに毎回耐えて、赤ちゃんが「おっぱいも哺乳瓶もどっちもおいしい」と分かってくれるまで、続けられるかどうかなんだけど。。。
その分かってくれる期間も赤ちゃんによってさまざまだから、すぐに慣れる赤ちゃんもいれば、なかなか慣れてくれない赤ちゃんもいて、この大泣きに耐えられず、混合育児を諦めるママは結構多い。(私もその1人😅)
最初から『おっぱいでも哺乳瓶でもどっちでも大丈夫』っていう赤ちゃんは意外と少なくて、混合育児も赤ちゃんが慣れるまでが大変なの。
(その時の、私の涙の母乳育児体験記はこちら ↓)

3.完母・完ミ・混合育児 結局どれがベストなの?
じゃあ、『完全母乳育児 と 完全ミルク育児 と 混合育児 、結局どれがベストなの?』って思うよね?
『赤ちゃんには、出来る限りベストなものを選んであげたい』って思うのが、親心だもんね。
でも、ほぼ完全ミルク育児で2児を育てた私の経験からすれば「完母・完ミ・混合育児 どれがベストか問題」は、結果どれを選んでも変わらないっていう結論だったよ。
私も最初は「母乳のほうが健康に育つ」と思っていたけど、完全ミルク育児だった私の2人の子供たちは、ほとんど風邪を引くこともなく元気に育ってくれたし、母子手帳にある発育曲線のグラフでも、2人とも平均的な成長速度だったし。
つまり、完全母乳育児 でも 完全ミルク育児 でも 混合育児 でも、赤ちゃんの健康や成長には全く影響がなかったってこと。
だから、無理して母乳にこだわる必要もないし、混合育児にこだわる必要もないの。
「完母・完ミ・混合育児 どれがベストか問題」は、それぞれの赤ちゃんとママが一番笑顔でいられる方法を選べばいいんだよ。
私の場合は、それが完全ミルク育児だったってこと。
大丈夫!
赤ちゃんが一番うれしいのは、あなたとの笑顔の授乳タイムで、それが母乳でもミルクでも、赤ちゃんへの愛情は変わらないんだから。